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事例90:困りごとを伝え理解してもらうのに苦労した
注意欠陥多動性障害の事例

傷病名  注意欠陥多動性障害(ADHD)
年金の種類  障害基礎年金
等級  2級
請求方法  事後重症請求
年齢・性別  30代・女性

事例の概略

 小学校高学年から不注意が目立つようになった。高校卒業後、飲食店で働き始めたものの、お客さんの注文を取って厨房に伝えずに帰宅してしまったり、1つの作業をやりかけたまま放置してしまう等の不注意のため叱責されることが多かった。

 作業ミス連発による人間関係の悪化があった。障害が原因ではないかと考えYクリニックを受診したところ「注意欠陥多動性障害」の診断を受けた。精神障害者保健福祉手帳を申請し2級を取得した。Yクリニックは年に1~2回の断続的な通院のため相談程度で薬物療法はなかった。

 その後、結婚しS県からC県へ転居した。障害者雇用枠で働いていたが、同僚のなかでもずば抜けてミスが多かった。注意を受けることが多く不眠になり体調を崩した。会社を休むことが増え、勤務日数が足りなくなり雇用期間が終了した。退職後にA病院への通院を始めた。

請求までの経緯

 A病院に4年間通院した頃、S県に住む母親から当法人に電話相談があった。本人が障害年金の請求手続きを希望しているという内容で、本人に障害年金請求手続きの意思を確認した。

 認定日請求を行う方針を立て、Yクリニックに診断書の記載が可能かどうかを確認したところ、「診断書の記載は難しい」との回答だったことから、認定日請求は行わない方針に改め、Yクリニックに受診状況等証明書の記載を依頼した。

 事後重症請求に変更し、ご本人と夫と私で、日常生活状況の困難さをまとめたメモを作成しA病院に診断書の作成を依頼した。ところが、主治医から、今はまだ書くことが出来ないのでもう少し待って欲しいと言われたためメモは渡さず帰宅した。

苦労したこと 工夫したこと

 A病院に4年間通院し、真剣な診察と治療をしていたにもかかわらず、すぐに診断書を作成してくれない病院の対応に疑問を持つようになった。本人と夫で熟慮を重ねKクリニックに転院することを決めた。

 Kクリニックでは、4年間未受診期間はなく、服薬治療を続けているのですぐに診断書を作成しましょうと言ってくれたことから、障害基礎年金の事後重症請求を行った。

請求の結果

障害基礎年金2級16号が決定された。

感想など

 生きづらさを自ら説明し表現することが苦手で、医師にうまく症状や困りごとを伝えることが出来ないために、ご苦労されている方が多くいらっしゃいます。私達の団体が少しでも請求者さんご家族のご苦労を軽減することが出来たら嬉しいと思います。

担当社労士 S・M(千葉県)

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